肌のくすみは不健康に見えたり実年齢より老けて見えるので、気になりますよね。
肌のくすみには原因はいくつかあり、くすみの原因によって対策も異なるので、まずは自分の肌のくすみの原因をきちんと知ることが大切です。
当記事では、肌のくすみの原因と対策、肌のくすみに効果的な化粧品やサプリ、美容皮膚科での治療やメイクでくすみを隠す方法など幅広くご紹介します。
当記事で肌のくすみの原因と対策をきちんと理解して、透明感のある美しい肌を目指していきましょう。
肌のくすみとは?
肌のくすみとは何か、はっきり分からない方も多いのではないでしょうか。
肌のくすみは簡単に言うと、肌の透明感がなくなり、暗くよどんでいたり、色ムラが出ている状態の肌です。
顔全体や目の周りに出ることが多く、肌のツヤがなくなって疲れた印象になります。
肌のくすみは体の内側でトラブルが起きているサインとも言われています。
くすみをそのままにしているとトラブルに繋がる可能性もあるので、自分の肌がくすんでいるのかくすみの特徴を見ながらチェックしていきましょう。
肌のくすみには特徴がある
顔全体のくすみの特徴
顔全体のくすみには、「青くすみ、黄くすみ、茶くすみ」の3種類があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
青くすみの特徴
- 顔色が良くない
- 夕方になると顔色が悪くなる
黄くすみの特徴
- 顔全体が濁ったように見える
- シミはないのに実年齢より老けて見える
- ピンク系のチークが似合わない
茶くすみの特徴
- 顔のシミが目立つ
- 顔がたるんでいる
- 顔全体に影ができている
目元のくすみの特徴
目元のくすみには、「青くすみ、茶くすみ」の2種類があります
目元にできる場合の特徴は以下の通りです。
目元の茶くすみの特徴
- 目の周辺が全体的に茶色っぽい
- くすみ部分を引っ張っても、くすみが消えない
目元の青くすみの特徴
- 目の下だけクマのように青っぽい
- くすみ部分を下に引っ張ると、くすみが消える
目の下のクマと肌のくすみは何が違うの?関係性はあるの?
目の下のクマと顔のくすみは、顔全体で目立つのか目の下で目立つのかの違いで、原因を考えると同じ場合があります。
青クマや赤クマは血行不良、茶クマはメラニン色素、黒クマはたるみが主な原因。
これらの目の下のクマの原因は肌のくすみの原因と重なるため、くすみのケアをすると目の下のクマのケアにも効果的です。
肌がくすみやすい人の特徴とは
肌がくすみ人に特徴はあるのでしょうか。
一般的に以下のような方はくすみやすいと言われています。
- スキンケアをあまりしない方
- 紫外線をよく浴びる方
- 極端なダイエットをしている方
- ストレスをため込みやすい方
- 食生活が乱れている方
- 喫煙の習慣がある方
- 運動不足な方
- 睡眠不足な方
- 貧血気味な方
肌がくすみやすい人の特徴がさまざまであるように、肌のくすみには様々な原因があります。
ここからは肌のくすみの原因を具体的に見ていきましょう。
肌のくすみの原因はコレ!顔のくすみの原因と対策をご紹介!
肌がくすむ原因はさまざまあるため、人によっては複数の原因を抱えている場合もあります。
こちらでは、肌のくすみの原因別にくすみの特徴や傾向、くすみ対策をご紹介します。
まずは自分の顔のくすみが何が原因で起きているのか、どの対策が効果的なのかを把握していきましょう。
老化角質が原因の肌のくすみ
老化角質が原因の肌のくすみは、老化角質が肌に蓄積されて厚く重なり、顔色がグレーっぽく見えるくすみです。
本来であれば、肌のターンオーバーで自然とはがれ落ちる古い老化角質がきちんとはがれ落ちず、肌表面に蓄積されることが原因で起きます。
老化角質にはメラニン色素が含まれているので、厚く重なると灰色がかって見えます。
老化角質が原因の肌のくすみの傾向
- 40歳以上の方
- 肌のハリや弾力がなくなってきた方
- ほうれい線、しわ、毛穴などが目立ってきた方
- 顔や身体のたるみが目立ってきた方
- ほてりなどの更年期障害を感じることが増えてきた方
老化角質が原因の肌のくすみ対策
アンチエイジング化粧品でケアする
老化に効果的なイメージのあるアンチエイジング化粧品ですが、衰えてしまった真皮を改善して老化によるくすみを大きく改善することは難しいです。
ただし肌のくすみの予防は可能なので、コラーゲンやエラスチンなどにアプローチするナールスゲン、ネオダーミル、レチノール、レチノイン酸トコフェリルなどのエイジングケアに効果的な成分を配合していている化粧品を予防的に使うのがおすすめです。
喫煙を控える
喫煙しているなら、禁煙が肌のくすみをなくすのに最も良い対策です。
タバコはさまざまな肌トラブルの原因になるだけでなく、心臓病や肺がんなど重大な病気の原因になるのでなるべく控えましょう。
血行不良が原因の肌のくすみ
血行不良が原因の肌のくすみは、肌の赤みが失われ顔全体が暗く見えてしまうくすみで青くすみとも呼ばれます。
疲れやストレス、運動不足や睡眠不足、冷え症などが原因で血液が滞ると、肌の組織や細胞に十分な栄養や酸素が届かなくなります。
血行不良になるとリンパの流れも悪くなって老廃物の排出がうまくできない状態になり、顔のむくみや肌のターンオーバーが乱れた結果、発生するくすみです。
血行不良が原因の肌のくすみの傾向
- 肌が青く暗い(青白い)方
- 冷え性の傾向がある方
- 疲れやすい方
- むくみやすい方
- 目の下に青クマができやすい方
血行不良が原因の肌のくすみ対策
スキンケア
スキンケア化粧品・アンチエイジング化粧品でケアする
血行不良による肌のくすみをなくすには、血行を促進する成分が配合されている化粧品を使ったケアがおすすめです。
ビタミンEやビタミンE誘導体は血行促進効果があるので、これらの成分を配合している化粧品でケアしましょう。
手軽にできる蒸しタオル洗顔もおすすめ
蒸しタオル洗顔は、蒸しタオルを顔にあてて肌を温めてから洗顔をするだけです。
蒸しタオルは電子レンジで作れるので、手軽に取り入れられるスキンケアです。
蒸しタオルで肌を温めることにより血行を改善できるので、血行不良によるくすみをやわらげる効果が期待できます。
フェイスマッサージもおすすめ
血行不良による肌のくすみが気になる方は、フェイスマッサージがおすすめです。
メイク前に軽くマッサージをするだけなので、こちらも簡単に取り入れられます。
ただしマッサージをする際には注意点があるので、以下に気を付けてマッサージをしましょう。
- 指のすべりを良くしておこなう
- 優しくゆっくりおこなう
- 顔の中央から外側に向かっておこなう
- 肌を摩擦しすぎないように気を付けておこなう
入浴して体を温める
入浴は血行改善に効果的です。
なるべくシャワーで済ませずに、しっかりと湯船に浸かって体を温めましょう。
適度に運動する
適度な運動は血行不良による肌のくすみに有効です。
ストレッチやウォーキングなど軽い運動でも血行不良は改善できるので、ぜひ取り入れていきましょう。
貧血予防をする
貧血気味の方は貧血対策も肌のくすみ対策につながります。
サプリメントや食事で意識的に鉄分を摂取しましょう。
食べ物ではレバーやカツオ、あさり、ひじき、豆腐、ほうれん草などが鉄分豊富でおすすめです。
メラニン色素が原因の肌のくすみ
メラニン色素が原因の肌のくすみは、シミができるメカニズムと同様に、紫外線が原因でできるくすみです。
肌に紫外線が当たると、肌を守るために表皮の基底層にあるメラノサイトでメラニン色素が生成されます。
通常であれば肌のターンオーバーによって古い角質とともにメラニン色素も排出されますが、メラニン色素が過剰に生成されるとそのまま色素沈着し、シミやくすみを引き起こします。
メラニン色素が原因の肌のくすみの傾向
- くすみの色が茶色またはこげ茶色の方
- 紫外線を浴びることが多い方
- 肌をよく擦ってしまう方
- 肌の角質がごわごわしている方
- 夕方だけくすみが起きる方
メラニン色素が原因の肌のくすみ対策
美白化粧品でケアする
メラニン色素による肌のくすみをなくすのに効果的なのは、美白有効成分が配合された美白化粧品です。
ビタミンC誘導体をはじめ、コウジ酸、プラセンタエキスなど、さまざまな美白有効成分を配合した化粧品があるので、成分やテクスチャーで好みの化粧品を選ぶと良いでしょう。
紫外線対策をおこなう
メラニン色素による肌のくすみは紫外線が主な原因のため、紫外線対策が効果的です。
日焼止めやUVカットのコスメを使用したり、日傘やサングラスなどで紫外線対策をしましょう。
肌に摩擦を与えないようにする
メラニン色素は肌の摩擦が刺激となって生成されます。
毎日のスキンケアで過度に摩擦を与えると肌のくすみにつながるので、スキンケアをする際には気を付けましょう。
乾燥が原因の肌のくすみ
乾燥が原因の肌のくすみは、肌が乾燥することにより肌のキメが乱れ、肌表面の凹凸が影になって暗く見えるくすみです。
肌が十分に保湿されてうるおっていると、肌のキメが整って透明感とツヤのある肌になります。
しかしスキンケアの保湿不足や冬場の乾燥などで肌が乾燥している状態だと、肌のキメが乱れてくすみにつながります。
乾燥が原因の肌のくすみの傾向
- 肌がカサカサしている方
- 肌が敏感な方
- 小ジワや毛穴も気になる方
- 肌の透明感がなくなったと感じる方
- 思春期にニキビで悩んだことがない方
乾燥が原因の肌のくすみ対策
保湿効果の高いスキンケア化粧品でケアする
保湿効果の高いスキンケア化粧品でしっかりとケアすることで、乾燥によるくすみを改善できます。
プロテオグリカンやヒアルロン酸、コラーゲンなど保湿成分を配合している化粧品を使用しましょう。
保湿に有効な食べ物を食べる
乾燥肌は食べ物でも対策できます。
特にビタミンA、B、C、Eなどのビタミン類、亜鉛や鉄などのミネラル成分がおすすめ。
こんにゃくや牛乳に含まれるセラミドは肌の保水力を高めるので、こちらも積極的に摂取したい食べ物です。
過剰に洗顔しない
洗顔回数が多すぎたり肌をゴシゴシ強くこすって洗顔すると、肌の保湿成分が洗い流されて乾燥しやすくなります。
洗顔は1日朝晩2回までにとどめ、洗顔料はよく泡立てて肌を強くこすらないように優しく洗顔しましょう。
加湿器をつける
秋冬の季節は暖房や外気の影響で空気が乾燥しています。
肌の水分も蒸発しやすくなるため、加湿器をつけて湿度を上げると乾燥を防げるのでおすすめです。
ターンオーバーの乱れが原因の肌のくすみ
ターンオーバーの乱れが原因の肌のくすみは、肌のターンオーバーが遅くても速くても発生します。
肌のターンオーバーが遅くなると、古い角質がはがれずに肌が褐色がかった灰色にくすんで見えます。
一方、肌のターンオーバーが過剰に速くなると、未熟な角質層が表皮に上がることによって肌のキメが乱れてくすんで見えます。
肌のターンオーバーの乱れは加齢や生活習慣の乱れだけでなく、肌の乾燥や紫外線、血行不良が原因で発生するので、乾燥や紫外線対策、血行不良を改善するとくすみ対策につながります。
ターンオーバーの乱れが原因の肌のくすみの傾向
ターンオーバーが遅い場合
- ファンデーションや化粧のりが悪い方
- 肌はグレーっぽく見える方
- 肌がゴワゴワしている方
ターンオーバーが早い場合
- 肌が敏感になっている方
- 脂性肌でなかったのに、皮脂が増えている方
- 角栓が目立ってきた方
ターンオーバーの乱れが原因の肌のくすみ対策
スキンケア化粧品・アンチエイジング化粧品でケアする
肌のターンオーバーの乱れは、加齢や乾燥、肌への刺激などさまざまな要因で発生します。
保湿効果が高く低刺激の化粧品を使用しましょう。
早く古い角質を落とそうとしてゴシゴシ洗顔したり毎日ピーリングすると、さらに肌のくすみの悪化につながるので気を付けましょう。
生活習慣を改善する
肌のターンオーバーの乱れはさまざまな原因で起こります。
バランスのよい食事、十分な睡眠、適度な運動を心がけ、健康的な日常生活を続けることが肌のくすみの対策として有効です。
毛穴の汚れが原因の肌のくすみ
毛穴の汚れが原因の肌のくすみは、皮脂の過剰分泌やクレンジングや洗顔でメイクや皮脂が綺麗に落とせていない場合に起こります。
毛穴の汚れは肌が酸化して過酸化脂質ができると黒くなり、顔全体が暗くくすんで見えるようになります。
ホコリや皮脂、古い角質などが毛穴に詰まってできる角栓も肌のくすみの原因となるので、毛穴の汚れには注意が必要です。
毛穴の汚れが原因の肌のくすみの傾向
- 毛穴が目立っている方
- メイクを落とさずに眠ってしまうことがある方
- 敏感肌、インナードライの傾向がある方
- 角栓を毛穴パックやスクラブ入り洗顔料で取っている方
- 角栓を毎日除去している方
毛穴の汚れが原因の肌のくすみ対策
クレンジングや洗顔を丁寧におこなう
毛穴の汚れによる顔のくすみ対策には丁寧なクレンジングや洗顔が効果的です。
クレンジングや洗顔を正しく行い、顔についたホコリ、皮脂、メイクなどを落とすように気を付けましょう。
油分の多い食べ物を控える
毛穴の汚れによるくすみが皮脂過剰が原因の場合、油分の多い食べ物を控えるようにしましょう。
ビタミンCは皮脂の分泌を抑制する効果もあるので、ビタミンCを多く含む食べ物を摂るのもおすすめです。
カルボニル化や糖化が原因の肌の黄ぐすみ
糖化による黄ぐすみは、体内の糖質とタンパク質が結合してできるAGEs(最終糖化生成物)が原因で起きます。
AGEsは糖尿病や動脈硬化の原因になったり、コラーゲンやエラスチンを硬化させて肌を老化させるなど身体のさまざまな部分にダメージを与える物質。
AGEsが自体が黄褐色のため、糖化によるくすみは黄ぐすみや茶ぐすみになります。
また肌のタンパク質であるコラーゲンやエラスチンと脂質の分解物が結合すると、カルボニル化が発生し、これも黄ぐすみの原因になります。
カルボニル化や糖化による肌の黄ぐすみの傾向
- 肌のくすみが黄色っぽいまたは茶色っぽい方
- 肌のハリや弾力がなくなってきた方
- 甘いスイーツをよく食べる方
- 油の多い食べ物が好きな方
- 血糖値が高い方
カルボニル化と糖化が原因の肌の黄ぐすみ対策
アンチエイジング化粧品でケアする
カルボニル化と糖化による肌のくすみをなくす有効成分はありませんが、予防することは可能です。
予防したい場合は、コラーゲンやエラスチンを増やすナールスゲンなどが配合された化粧品がおすすめ。
しかし、基本的には日常生活で、肌のくすみの原因をつくらないことが大切です。
食事に気を付ける
糖質を控える
肌のくすみの原因となるAGEsをつくらせないためには、糖質過多の食生活を見直す必要があります。
最近では低糖質のロカボ食品も販売されているので、食生活に取り入れていきましょう。
脂質を控える
カルボニル化による肌のくすみは、脂質過多により発生します。
ある程度の脂質は必要ですが、過剰に摂取しないように気を付けましょう。
ビタミンを積極的に摂る
糖化にはビタミン群の摂取が効果的です。
特に豚肉などに含まれるビタミンB群は、肌のくすみの原因となるAGEsの生成を抑制する効果があるのでおすすめです。
食べる順番を意識する
食べ方の順番を意識するだけでも糖化やエイジングケア対策になります。
食事の際は、野菜、たんぱく質、炭水化物の順に食べるように心がけましょう。
喫煙が原因の肌のくすみ
タバコに含まれるニコチンは血管を収縮する働きがあるため、喫煙をすると血行不良や冷えを誘発します。
血行不良になると血液中に充分な酸素が行き渡らなくなるため、血液が濁った赤紫色になり、この血液が顔の毛細血管を通ると肌がくすんで見えるようになります。
喫煙により体内の活性酸素が増加することも、肌のくすみの原因。
活性酸素はハリのある肌を保つために必要なコラーゲンを損傷させ、くすみの原因となるメラニン色素の生成を促進します。
喫煙が原因の肌のくすみの傾向
- くすみの色が茶色またはこげ茶色の方
- 肌のハリや弾力がなくなってきた方
- むくみやすい方
- 冷え性の傾向がある方
- 習慣的に喫煙をする方
喫煙が原因の肌のくすみ対策
美白化粧品でケアする
美白有効成分ビタミンC誘導体やハイドロキノンが配合された美白化粧品には、喫煙により生成されたメラニンを薄くする働きがあります。
毎日のスキンケアに追加したり変更するだけなので、簡単にできる肌のくすみ対策です。
ビタミンCを食事やサプリメントで補う
喫煙をすると、体内のビタミンCが大量に失われてしまいます。
喫煙が原因で肌がくすんでいる場合は、食事やサプリメントでビタミンCを補いましょう。
喫煙を控える
喫煙による肌のくすみの最も効果的な対策は、やはり禁煙することです。
いきなり禁煙するのは難しいと思うので、徐々に本数を減らすなど工夫しましょう。
便秘が原因の肌のくすみ
便秘になると自立神経が乱れ、その結果、血行不良や肌トラブルや肌のターンオーバーが乱れて肌のくすみにつながります。
便が何日も腸に滞在していると、腸内で大量の悪玉菌が発生します。
悪玉菌は有害物質を発生し、その有害物質が腸内で吸収され血中へ溶け込み全身へ巡ってしまいます。
血液中の有害物質は肌のくすみを含むさまざまな肌トラブルの原因となるため、便秘も肌のくすみの原因と言えるでしょう。
便秘が原因の肌のくすみの傾向
- 慢性的に便秘気味の方
- 冷え性の傾向がある方
- 疲れやすい方
- むくみやすい方
- ファンデーションや化粧のりが悪い方
便秘が原因の肌のくすみ対策
腸内環境を整える食事を心がける
顔のくすみとともに便秘の症状がある場合は、腸内環境を整えることが大切です。
ヨーグルトで善玉菌を摂取したり、食物繊維が豊富な食べ物やサプリを摂取すると、腸内環境が整います。
胃が疲れているときは、消化にいい食べ物を食べるなどして、「内臓」を休ませるのも肌のくすみに効果的でおすすめです。
肌トラブルが原因の肌のくすみ
季節の変わり目になると肌トラブルに見舞われたり、いつもの化粧品が一時的に合わなくなる方もいるのではないでしょうか。
このような肌質の方はゆらぎ肌と呼ばれ、肌のバリア機能が低下したり肌のターンオーバーサイクルが乱れて、肌トラブルが発生しやすい特徴があります。
ゆらぎ肌と肌のくすみの原因はよく似ているため、肌がゆらいでいる時期はくすみも出やすいと言えるでしょう。
肌トラブルが原因の肌のくすみの傾向
- 肌が敏感になっている方
- 肌が荒れやすい方
- 肌がカサカサしている方
- ニキビができやすい方
- ファンデーションや化粧のりが悪い方
肌トラブルが原因の肌のくすみ対策
保湿効果の高いスキンケア化粧品でケアする
ゆらぎ肌などの肌トラブルの改善には保湿が大切です。
保湿効果や保水効果の高い化粧品を使用して保湿しましょう。
また肌が敏感な状態なので、香料や着色料、アルコールなどが入っていない無添加の化粧品だとなお良いでしょう。
保湿に有効な食べ物を食べる
保湿は体の中からもできます。
食べ物ではビタミンA、B、C、Eなどのビタミン類、亜鉛や鉄などのミネラル成分が特におすすめなので、野菜や果物、海藻類などを積極的に摂取しましょう。
ホルモンバランスの乱れが原因の肌のくすみ
生理周期と体の調子に関係があるように、女性ホルモンと肌には深い関係があります。
排卵日の翌週あたりになると肌の調子も崩れやすくなり、生理中は体の冷えや血行不良が生じて、肌がくすみやすい状態になります。
月経期間が過ぎると顔のくすみがなくなる場合がほとんどですが、シミになりやすい時期なので注意が必要です。
ホルモンバランスの乱れが原因の肌のくすみの傾向
- 生理前から生理中に肌がくすむ方
- 40歳以上の方
- ほてりなどの更年期障害を感じることが増えてきた方
ホルモンバランスの乱れが原因の肌のくすみ対策
ホルモンバランスを整えるイソフラボンを摂取する
生理前の不調改善には、大豆に含まれるイソフラボンがおすすめです。
イソフラボンは女性ホルモンのような働きをするため、生理前の不調やくすみを改善する効果が期待できます。
生理前に顔のくすみや体の不調を感じる方は、大豆食品やサプリなどでイソフラボンを摂取しましょう。
過剰なスキンケアが原因の肌のくすみ
乾燥は顏のくすみの原因になるとお伝えしましたが、保湿のしすぎも肌のバリア機能が弱まって肌トラブルやくすみの原因になります。
保湿をし過ぎると肌がフタをされた状態になり、老廃物がうまく排出されなくなります。
また角質層が保持できる水分量には限界があり、限界量をオーバーすると余分な化粧水が蒸発するときに、肌の水分まで奪うことがあるので注意が必要です。
洗顔のしすぎや過剰なマッサージも要注意。
洗浄力の強い洗顔料や肌への過剰な摩擦は、角質層のバリア機能を破壊したり必要な水分を蒸発させ、結果的に乾燥と肌のくすみを引き起こします。
過剰なスキンケアが原因の肌のくすみの傾向
- 肌が敏感になっている方
- 肌が荒れやすい方
- 肌がカサカサしている方
- 小ジワや毛穴も気になる方
- ファンデーションや化粧のりが悪い方
過剰なスキンケアが原因の肌のくすみ対策
適量を守ってスキンケア化粧品を使用する
化粧水や乳液などには適量があります。
過剰に使用すると毛穴に詰まったり、余計乾燥する場合もあるので、基本的には適量を守って使用しましょう。
肌を刺激しないように必要最低限のケアにとどめる
肌への摩擦は、メラニン色素の生成や肌トラブルなどにつながります。
肌への刺激をなるべく抑えるためにも、必要最低限のスキンケアを心がけましょう。
肌のくすみの原因は何気ない毎日の生活習慣も!
肌のくすみの原因はこれまでに述べてきたもの以外にも、毎日の何気ない生活習慣が原因になることもあります。
スマホやエアコンなど、日常によくあるものも顔のくすみの原因になるので気を付けていきましょう。
スマホ使用による肌のくすみ
生活必需品のスマホですが、寝る直前までスマホを使用するとくすみの原因につながります。
スマホのブルーライトには、太陽光のように身体を覚醒させる作用があります。
就寝前にブルーライトを浴びると睡眠の質が落ち、結果的に肌のターンオーバーサイクルの乱れなどにより肌のくすみに繋がるので注意が必要です。
ストレスによる肌のくすみ
毎日のストレスが肌のくすみの原因となる可能性があるのをご存知でしょうか。
ストレスは皮脂の分泌量を増加させ、過剰に分泌された皮脂が酸化して、肌のトーンを落としてしまったり、肌への刺激になる場合もあるので要注意です。
エアコンの使用による肌のくすみ
季節を問わず、エアコンを使用している部屋に長時間いると肌が乾燥します。
肌が乾燥すると肌のキメが乱れたり、肌本来の機能が低下するので、肌のくすみが発生してどんよりした肌に見えてしまいます。
夜更かしによる肌のくすみ
就寝時間が不規則であったり睡眠不足だと、生活リズムが乱れて肌のくすみの原因になります。
肌の新陳代謝などさまざまな代謝や修復がおこなわれるのは就寝中なので、睡眠時間が不足すると肌のターンオーバーが滞り、キメが乱れたり肌がくすんでしまいます。
メイクによる肌のくすみ
メイクを綺麗に落とさないと毛穴などに汚れが残り、顔のくすみの原因となります。
丁寧にクレンジングしないと、目元や小鼻の脇など、顔の凹凸部分にメイクが残ってしまう場合があります。
酸化したメイクの油脂が刺激となって肌のくすみの原因となるので、気を付けましょう。
肌のくすみを取るには?肌のくすみに効果的な対策をご紹介!
肌のくすみの原因とくすみの傾向、くすみの原因別のおすすめの対策をご説明してきました。
ここからは、顔のくすみを取るのに効果的な肌のくすみ対策の詳細をご紹介します。
手軽に肌のくすみをなくすなら化粧品がおすすめ!化粧品でできる肌のくすみ対策
肌のくすみをなくすなら、化粧品でのスキンケアが大切です。
こちらでは、化粧品でできる肌のくすみ対策についてご紹介します。
くすみ対策ならビタミンC誘導体配合の化粧品がおすすめ!
くすみの原因はさまざまあり、1つ1つの原因に対するアプローチが大切ですが、なるべく1つの成分でさまざまなくすみを改善したいのではないでしょうか。
そんなときにおすすめの成分が、ビタミンC誘導体。
ビタミンC誘導体は、美白、ニキビの予防・改善効果、毛穴の引き締め・詰まりの改善効果、抗酸化、肌のコラーゲンを増やす効果など、さまざまな効果があります。
ビタミンC誘導体の効果は多くのくすみの原因をカバーできるので、ビタミンC誘導体を配合した化粧品は特におすすめです。
ピックアップ:ビーグレン QuSomeローション
こちらでは、ビタミンC誘導体配合の化粧品「ビーグレン QuSomeローション」をピックアップしてご紹介します。
(引用元:https://www.bglen.net)
ビーグレン QuSomeローションは、雑誌やウェブなど数々のメディアで取り上げられている人気のビタミンC誘導体化粧水。
豊富な美容成分が、シミやシワ、毛穴や乾燥など幅広い肌悩みに効果を発揮。
独自の浸透テクノロジー・QuSomeが、美容成分を肌内部までしっかり浸透させる特徴があります。
ビーグレン QuSomeローションが気になる方は、トライアルキットでのお試しがおすすめ。
ビーグレンのホワイトケアトライアルセットは、化粧水や美容液を含む全5アイテム・7日分が1,800円(税抜・送料無料)で購入できます。
自分の肌に合うかどうか気になる方、ライン使いを検討している方は、トライアルキットを購入してみてはいかがでしょうか。
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当サイトには、ビタミンC誘導体配合の化粧水を多数ご紹介しているランキング記事があります。
肌のくすみに効果的なビタミンC誘導体化粧水をもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
オールインワンジェルでもくすみ対策できる!
スキンケアに時間がかけられず、オールインワンジェルで肌のくすみ対策をしたい方もいるのではないでしょうか。
オールインワンジェルは肌へ触れる回数も少なくて済むので、肌のくすみ対策には効果的ですが、すべてのオールインワンジェルがくすみケアに有効とは言えません。
肌のくすみに有効な美白成分や血行促進成分が配合されていたり、保湿効果の高いオールインワンジェルを使用しましょう。
ピックアップ:シズカゲル
こちらでは、肌のくすみ対策に効果的なオールインワンジェル「シズカゲル」をピックアップしてご紹介します。
(引用元:https://by-shizuka.jp/)
シズカゲルは、楽天スキンケアランキング1位、New York Magazineのコスメアワード3冠受賞、モニター満足度100%と、とにかく高評価で人気のオールインワンジェル。
美白有効成分としてアルブチンとフラバンジェノールを配合し、シミそばかすを予防したりくすみを改善する効果があります。
美白以外にも乾燥やシワや毛穴の悩みにも効くので、美白と美肌に効果を発揮します。
シズカゲル公式サイトの定期コースは、通常価格4,980円(税込)のところ、毎回40%OFFの2,980円(税込)で購入できます。
全額返金保証があるのも公式サイトのみなので、シズカゲルを購入したい方は公式サイトからの購入をおすすめします。
当サイトには、肌のくすみに効果的な美白オールインワンジェルを紹介している記事があります。
美白クリームランキングですがオールインワンジェルもいくつかご紹介しているので、気になる方はこちらもご覧ください。
ファイスマスクでもくすみ対策できる!
最近人気のフェイスマスクやフェイスパックは、肌のくすみ対策に有効なのでしょうか。
フェイスマスクもやはり配合成分が重要なので、自分の肌のくすみに効果的な成分を配合している商品を選びましょう。
フェイスマスクでもバイオセルロース製などの密閉効果の高い商品は、乾燥によるくすみやターンオーバーの乱れによるくすみの予防や改善に効果的なので、素材もチェックして購入しましょう。
ピックアップ:エイジングラボルテ モイスチャーシートマスク
こちらでは、肌のくすみ対策に効く美白フェイスマスク「エイジングラボルテ モイスチャーシートマスク」をピックアップしてご紹介します。
(引用元:http://www.lavolte.jp)
エイジングラボルテ モイスチャーシートマスクは、薬剤師が開発した実力派の美白パック。
美容ブロガーや美容メディアで話題の人気アイテムです。
ゲル状シートマスクが肌にピタッと密着し、肌へ美容成分を浸透。
プラセンタやコラーゲン、ヒアルロン酸配合で、美白や保湿などの美肌に効果を発揮します。
エイジングラボルテ モイスチャーシートマスクをお得に買うなら、公式サイトからの購入がおすすめ。
エイジングラボルテの公式サイトなら、通常価格より5%OFFの1,836円(税込)で購入可能です。
送料も無料なので、気になる方は購入してみてはいかがでしょうか。
当サイトには、くすみ対策に効果的な美白パックをランキング形式で紹介している記事があります。
美白フェイスマスクも多数紹介しているので、気になる方はぜひご覧ください。
ピーリングジェルで古い角質を除去するとさらに効果的でおすすめ!
肌に古い角質がたまっていたり毛穴に汚れがつまっていると、肌のくすみに効果のある化粧品を使用しても肌の角質層まで浸透できません。
化粧品の効果をより実感するためにも、定期的にピーリングジェルを使用して古い角質や毛穴の汚れを除去するようにしましょう。
ピックアップ:ソシア 薬用リメンバーリンクスホワイト
こちらでは、肌のくすみ対策に効果的なピーリングジェル「ソシア 薬用リメンバーリンクスホワイト」をピックアップしてご紹介します。
(引用元:https://socia-group.com)
ソシアは幅広い商品を開発しており、モンドセレクション受賞の商品を数多く輩出している企業です。
ソシア 薬用リメンバーリンクスホワイトは、その美容効果の高さからSNSで話題沸騰の人気商品。
美容成分をたっぷり配合しているので、シミやくすみ、肌荒れや毛穴など幅広い肌悩みに効果を発揮してくれます。
ソシア 薬用リメンバーリンクスホワイトが気になる方は、公式サイトからの購入がおすすめ。
ソシアの公式サイトには、通常価格5,800円(税抜)のところ、いつでも40%OFFの3,430円(税抜)で購入できるお得な定期コースがあります。
さらにお得なまとめ買いコースもあるので、気になる方は公式サイトから購入してみてはいかがでしょうか。
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当サイトには、おすすめのピーリングジェルを多数ご紹介しているランキング記事があります。
ピーリングジェルで古い角質や毛穴の汚れを落として肌のくすみを改善したい方は、こちらの記事もご覧ください。
いつものスキンケアを見直すだけでOK!スキンケアの見直しでできる肌のくすみ対策
良かれと思ってしていたスキンケアが、肌のくすみの原因になる場合もあります。
こちらでは、気を付けたいスキンケアのポイントを5つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ミストタイプの化粧水を使用しない
乾燥を感じる度にミストタイプの化粧水を顔に吹きかけると、肌の水分を蒸発させてしまう場合もあるので気を付けましょう。
もしミストタイプの化粧水を使うのであれば、油分が含まれているものがおすすめ。
肌の乾燥は水分だけでなく皮脂不足の可能性もあるので、油分も補給することで水分の蒸発を防止できます。
パッティングをしない
化粧水を肌に浸透させようとたたき込むことは肌にとって刺激となり、肌のくすみの原因となります。
化粧水などのスキンケア化粧品は、手のひらでじっくり顔を覆うようにしながら、体温を利用して浸透させていくようにしましょう。
コットン使用時には擦りすぎない
コットンの摩擦が肌にダメージを与える原因となり、最終的にくすみを生み出す場合があります。
化粧品メーカーによってはコットンの使用を推奨しているメーカーもあるので、基本的には推奨されている方法で使っても構いませんが、気になる方は手でケアしましょう。
過剰な洗顔やお湯の温度・時間に注意する
洗顔のしすぎは肌の潤い成分が流れ出てしまうので、洗顔は朝晩の2回にとどめましょう。
またお湯の温度が高いと、潤い成分肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうので、40℃を目安に洗顔しましょう。
丁寧に洗顔するのも大切ですが、丁寧かつ素早くを心がけて、洗顔から洗い流しまで1~2分で終わらせるようにしましょう。
日焼け止めや紫外線対策コスメの選び方に気を付ける
シミやくすみを予防するのに紫外線対策は必須ですが、刺激の強い日焼け止めを使うことで、肌にダメージを与えている場合があります。
日常的な紫外線対策であればSPF30ほどのファンデーションや日焼け止めを、2~3時間毎に塗り直すのが効果的。
また紫外線吸収剤が含まれていると紫外線を吸収しやすくなるので、なるべく紫外線吸収剤の配合されていない日焼け止めやコスメを使用しましょう。
誰でも簡単できる!1日数分でOK!顔のマッサージでできる肌のくすみ対策
肌のくすみ対策には顔のマッサージもおすすめ。
こちらでは、誰でも簡単にできる顔のマッサージの動画をご紹介します。
1日数分でOKなので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
肌のくすみは体の中からのケアも効果的!食べ物でできる肌のくすみ対策
肌のくすみ対策は、化粧品のような外からのアプローチだけでなく、食べ物のように体の中からアプローチすることも可能です。
こちらでは、体の中からできる肌のくすみ対策をご紹介します。
美白や美肌に良い食べ物や飲み物を摂取する
肌のくすみを改善する食べ物はさまざまあるので、バランスよく摂取するのがおすすめ。
ビタミンAやビタミンB2は皮膚粘膜の保護や成長に良い成分で、どちらもレバーやウナギなどに豊富です。
ピーマンやレモンに含まれるビタミンCは、抗酸化作用とメラニン色素の沈着を防ぐのでメラニン色素による肌のくすみにも有効。
ビタミンEは抗酸化作用と血行促進作用があって青クスミに効果的で、アーモンドなどのナッツ類に豊富に含まれます。
他にも鉄分や青魚に含まれるDHAもくすみの予防や改善に効果的。
体を温めるしょうが、にんにく、ゴボウ、にんじんなどの野菜は血行不良を改善して肌のくすみを改善するのでおすすめです。
当サイトには、顔のシミを消す食べ物についてまとめた記事があります。
顔のくすみにも効果的なので、食べ物で肌のくすみ対策をしたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
美白医薬品やサプリメントもおすすめ!
最近では美白医薬品やサプリメントも人気です。
美白医薬品やサプリメントは食べ物同様、体の中から全身に働きかけてくすみのない肌へと導いてくれます。
美白医薬品やサプリメントは美白有効成分が食べ物よりも高濃度なので、より効率的にくすみを改善したい方におすすめです。
ピックアップ:SIMIホワイト
こちらでは、肌のくすみ対策に効果的な美白医薬品「SIMIホワイト」をピックアップしてご紹介します。
(引用元:https://www.bglenpharma.com)
シミ対策や日焼け対策に効果的で人気を集めている、SIMIホワイト。
SIMIホワイトは、美白化粧品で圧倒的人気を誇るビーグレンが開発した美白医薬品です。
美白だけでなく美肌にも効果的なので、肌質を総合的に改善した方におすすめです。
SIMIホワイトの公式サイトには、通常価格より60%OFFで買えるお得な定期便や、シミ消しに効果的なハイドロキノンクリームプレゼントなどの嬉しい特典の情報があります。
SIMIホワイトが気になる方や購入してみたい方は、ぜひ公式サイトをご覧ください。
生活習慣を変えるだけで肌のくすみは取れる!生活習慣の改善でできる肌のくすみ対策
肌のくすみの改善や予防などの対策として、日々の生活習慣もとても大切です。
こちらでは、睡眠や運動、毎日のスキンケアの見直しでできる肌のくすみ対策についてご紹介します。
質の良い睡眠を心がける
どのくすみのタイプでも、質のよい睡眠を十分にとることが大切です。
女性ホルモンの分泌や肌のターンオーバーは睡眠時に行われています。
睡眠が不十分であればターンオーバーを乱すことにつながりますし、女性ホルモンの分泌量が減少するとお肌が乾燥したりハリが低下し、肌へのダメージが深くなります。
睡眠の質をよくする方法には以下があるので、できる範囲で取り入れていきましょう。
- 就寝前3時間は食事を避ける
- 眠りを妨げるカフェイン、アルコールの摂取は避ける
- 寝る前はパソコンやスマホ、TVなどを見るのは控える
- 軽いストレッチやアロマなど、リラックスできるものを取り入れる
- 枕の高さや寝具は心地よい物を取り入れる
- 就寝前に寝つきの良くなるホットミルクやカモミールティーを飲む
適度な運動も取り入れる
運動は代謝アップや血行促進など様々な効果があるので、くすみ対策に効果的でおすすめです。
運動にはストレス解消するという嬉しい効果もあるので、自分のできる範囲で取り入れていくと良いでしょう。
手軽にできる有酸素運動がおすすめ!
5~10分程度のウォーキングを週に1~2回おこなうだけで、肌のくすみに十分効果が期待できます。
ウォーキングが面倒な方は、自宅でできるストレッチやヨガもおすすめ。
YouTubeなどの動画サイトにはストレッチやヨガのレッスン動画があるので、動画を見ながらやるのも良いでしょう。
高い美白効果を狙うなら有酸素運動前の筋トレがおすすめ!
有酸素運動前に筋トレをおこなうと、有酸素運動の効率がアップするのでおすすめです。
体力に余力のある方は、有酸素運動の前に腹筋やスクワットなどの軽い筋トレをしてみましょう。
洗顔など毎日のスキンケアの見直しをする
これまでにも述べてきたように、毎日のスキンケアが肌のくすみの原因になっている場合もあります。
以下のポイントに気を付けてスキンケアをしていきましょう。
- クレンジングや洗顔でメイクなどの汚れを綺麗に落とす
- クレンジングや洗顔を1日に何度もしない
- 肌を強く擦らない
- 化粧品は適量を使用する
- 保湿ケアを十分におこなう
- スキンケアは必要最低限にとどめる
即効性を期待するなら美容皮膚科がおすすめ!美容皮膚科などの治療でできる肌のくすみ対策
スキンケアや生活習慣の改善で肌のくすみが改善されないと感じる方は、美容皮膚科での治療を検討してみてはいかがでしょうか。
医師の診察の元にくすみ対策ができるので、より確実で効果的であるメリットがあります。
しかし、くすみの原因によっては美容皮膚科で治療できない場合もあるので、以下を参考にまずは相談に行ってみましょう。
肌のくすみの原因で治療法は異なる
肌のくすみにはさまざまな原因があるため、治療法も原因により異なります。
こちらではメラニン色素、血行不良、ターンオーバーの乱れ、乾燥、糖化が原因で起きる肌のくすみに着目して、美容皮膚科での治療法をご紹介します。
肌のくすみタイプ別 おすすめの治療法
メラニン色素が原因のくすみ
メラニン色素が原因の肌のくすみには、最新の光治療フォトブライト(ライムライト)やケミカルピーリングが有効です。
フォトブライトは、肌のハリに必要なコラーゲンを増やす一方でメラニンを破壊し、くすみやしみを改善します。
痛みがほとんどなく、ダウンタイムが短いので治療後すぐにメイクなどができます。
ケミカルピーリングは皮膚表面に薬剤を塗布して、角質や角栓などの老廃物を除去し、肌のターンオーバーを促す治療法です。
その他にも、トレチノインやハイドロキノンといった塗り薬による治療法もあります。
血行不良が原因のくすみ
肌のターンオーバーに必要な酸素や栄養は、血液から供給されます。
血行不良を改善するには、トレチノインやリン酸型ビタミンCなどの医薬品を塗る治療法があります。
またフォトブライト(ライムライト)、ケミカルピーリングによる治療法もくすみを改善します。
ターンオーバーの乱れが原因のくすみ
ターンオーバーの遅れによる肌のごわつきの治療法として、トレチノインの塗布、ケミカルピーリング、フォトブライト(ライムライト)の照射があります。
これらの治療によって肌のキメを整えたり、ターンオーバーの促進、真皮内のコラーゲンなどの生成を促進し、肌のくすみを改善します。
乾燥が原因のくすみ
美容医療では乾燥が原因のくすみ対策として、以下の2ステップで実施する方法がおすすめです。
② イオン導入器でビタミンC誘導体などの美容成分を肌内部まで浸透させる
乾燥が原因の場合は何よりも日頃の保湿ケアが大切なので、美容皮膚科の治療だけに頼らないようにしましょう。
糖化が原因のくすみ
糖化による肌のくすみには、美容医療で改善する直接的な方法はありません。
レーザー治療やトレチノインなどの塗り薬を使ってターンオーバーを改善することでくすみが改善する場合もありますが、基本的には食生活の改善がおすすめです。
美容皮膚科で治療を受けるならクリニック選びは慎重に
肌のくすみを改善できる美容皮膚科などのクリニックはたくさんあります。
安いからと言って安易に選ぶと、取り返しのつかないことになる場合もあります。
以下のクリニック選びのポイントを参考に、慎重にクリニックを選びましょう。
クリニック選びのポイント
クリニック選びのポイント① くすみ治療の実績と症例が豊富
くすみをなくすためには、くすみに適した治療をおこなう必要があります。
くすみ治療の症例が豊富で実績のあるクリニックを選びましょう。
クリニックの公式サイトには症例写真を掲載しているサイトも多いので、自分と同じ症状の方が改善できているのかチェックしてみましょう。
クリニック選びのポイント② 口コミや評判が良い
実際にくすみ治療を受けた方の口コミや評判は重要です。
クリニックのサイトに掲載されている口コミだけでなく、他の口コミサイトや相談サイトなど、多方面から口コミや評判をチェックしましょう。
クリニック選びのポイント③ 安易に料金で判断しない
くすみ治療は治療法やくすみの状態により、数回の治療が必要になる場合もあるので、通院できる価格であるかどうかも確認しましょう。
ただし治療費が安いという理由で飛びついたり、高いから失敗するリスクが低い等と安易に判断するのは危険です。
費用以外にも口コミや症例や実績なども踏まえて、クリニックを選びましょう。
クリニック選びのポイント④ 問い合わせやカウンセリングの対応が良い
美容皮膚科などのクリニックでくすみ治療をおこなうとなると、不安になる方も多いと思います。
自分が納得するまで問い合わせやカウンセリングをしてくれるクリニックかどうかも、クリニック選びでは大切なポイントです。
クリニック選びのポイント⑤ アフターケアが充実している
肌のくすみ治療は治療法にもよりますが、アフターケアが必要な場合が多いです。
しっかりアフターケアしないと再発や悪化するリスクもあるので、アフターケアの充実度も事前に確認しておきましょう。
肌のくすみをメイクでカバーしたい!下地やファンデの使い方のポイント
肌のくすみは、原因によっては改善されるまでに時間がかかる場合があります。
今すぐくすみをなんとかしたい方は、メイクでくすみをカバーすることもできます。
こちらでは、化粧下地やファンデーションで肌のくすみを隠すメイクのポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
メイク下地で顔のくすみをカバー
肌のくすみをメイクでカバーするには、メイク下地の色選びが重要です。
くすみの色に対して反対色の関係にある下地カラーがおすすめなので、くすみの色をもとに化粧下地の色を選びましょう。
自分のくすみの色がよくわからない、なんとなく顔色がパッとしないというときは、イエロー系の化粧下地を選ぶといいでしょう。
くすみタイプ別 おすすめの化粧下地の色
青くすみ:ピンク系の化粧下地
黄くすみ:パープル系、ブルー系の化粧下地
茶くすみ:オレンジ系、イエロー系の化粧下地
ファンデーションで顔のくすみをカバー
ファンデーションはパウダータイプやルースタイプなどさまざまなタイプがあります。
肌のくすみを隠すためには、肌への密着度の高いファンデーションがおすすめです。
くすみをカバーするならリキッドタイプかクリームタイプがおすすめ
日頃のくすみカバーにはリキッドファンデーションがおすすめです。
ルースタイプやパウダータイプに比べて油分や水分が多く、のびのよさと肌への密着感、カバー力の高さがポイントです。
くすみとともに乾燥が気になる場合は、クリームファンデーションがおすすめ。
保湿効果も高く、乾燥肌の方も使いやすく、リキッドファンデーションよりもカバー力も高い特徴があります。
肌の状態に合わせて、リキッドとクリームを使い分けると良いでしょう。
当サイトには、シミやくすみのカバーに効果的なシミを隠すファンデーションランキングがあります。
口コミで人気のアイテムや美容のプロが認める実力派まで多数ご紹介しているので、メイクで肌のくすみを隠したい方はぜひご覧ください。
チークやハイライトなどのポイントメイクで顔のくすみをカバー
肌のくすみをカバーするメイクのポイントは、ハイライトや健康的な色味のチークで肌のトーンを明るくすることです。
Tゾーンや目の下辺りに薄くハイライトを入れるだけで、顔が引き締まって顔色が明るくなります。
また血色が良く見えるチークをつけるだけでくすんだ顔色を良く見せられるので、おすすめのメイクテクニックです。
コントロールカラーで顔のくすみをカバー
コントロールカラーは肌の色ムラを調整するアイテムで、気になる部分に塗るだけで肌のくすみをカバーできます。
くすみのタイプごとにおすすめのコントロールカラーは異なるので、自分にあてはまるものをチェックして取り入れましょう。
肌のくすみタイプ別 おすすめのコントロールカラー
青くすみ:ピンク系のコントロールカラー
黄くすみ:パープル系、ブルー系のコントロールカラー
茶くすみ:オレンジ系、イエロー系のコントロールカラー
コントロールカラーの使い方
コントロールカラーを使用したことがない方もいらっしゃるかと思います。
肌のくすみをメイクでカバーしたい方は、以下の使い方を参考に使用してみてください。
- 化粧水、乳液、美容液、クリームなどでスキンケアをする
- 日焼け止めを塗る
- 化粧下地と兼用のコントロールカラーの場合、適量を手に取って、両頬、おでこ、鼻、あごに乗せて、顔の中心から外に向かって、薄く均一になるように伸ばす
化粧下地と兼用でないコントロールカラーの場合、化粧下地を塗った後に、薄く均一に伸ばす - ファンデーションをつける
肌のくすみの原因と対策 まとめ
肌のくすみの原因や対策、美容皮膚科での治療やメイクテクニックまで幅広くご紹介しました。
肌のくすみにはさまざまな原因があり、スキンケアや紫外線対策、食事や睡眠などの生活習慣の改善も肌のくすみ対策に有効です。
自分の肌のくすみに適した対策をして、くすみのない透明感のある肌を目指しましょう。

真山ゆう子

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